冬のみちのく旅行記 Part2
こんにちは。K.Tです。お待たせしました。この前の旅行記の続きです。
大曲のホテルで朝食をとり、まずは田沢湖線に乗って角館へ行きます。
雪がびっしりとついていて、顔がよくわかりません…。
角館からは、秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えます。車両はAN-8804号です。
車内では、アテンダントによる車内販売や沿線の案内もありました。
行き違い待ち停車の間に窓についた雪を払っている人もいました。
こんなに雪が降っていると、弘南鉄道のラッセル車が走っているのでは…と思い、弘南鉄道に電話したところ、大鰐線と弘南線の両方で走るとのこと。大鰐温泉と黒石からそれぞれ13:40に発車するということで、時間的に弘南線のほうが良いので、弘南線を目指し、弘前へ向かうことにしました。
まず、鷹ノ巣から大館まで行きます。車両はやはり701系です。
ところが、大館の一つ手前の下川沿駅にて、「大館駅にて、雪の影響で花輪線の車両の入換に時間がかかっていて、しばらく停車します。」とのアナウンス。
あちゃー。と思っていたら、車掌さんから「この列車は大館から引き続き弘前行きになります。ご安心ください。」とのこと。ほっ。
10分ほどの停車の後、列車は発車し、大館に着き、それから弘前行きとなり大館を発車。
「よし。列車があまり遅れていないし、ラッセル車の除雪シーンが見られるかも。」と思っていたら、弘前の1つ手前の石川駅にて、運転士さんから
「弘前駅のポイントに雪が挟まり、列車がポイントを通過できないため、しばらく停車します。」とのアナウンスが。
え~~~~~~!! そんなんじゃ、ラッセル車の除雪シーンが見られないじゃーーーーん。
がっくり。テンションが一気に下がりました。
20分以上停車した後、ようやく発車。弘前駅に到着しましたが…
案の定、ラッセル車はすでに弘前駅に到着していました。ラッセル車の車内は石炭ストーブを使用しているため、石炭の匂いがしました。
せっかくここまで来たので、平賀駅まで乗ってみることにしました。
乗った車両は元東急の車両で、つり革には「109」の広告がありました。
平賀駅の近くでラッセル車の返却を撮影しましたが…うーん。いまいち。
駅に戻ってホームでも撮影してみました。
作業員さん、お疲れ様です。
ここでふと思いました。「ラッセル車がもしかすると黒石駅に戻るかも。まだ走行シーンが見られるかもしれない…」
そう思い、黒石行きの電車で途中の津軽尾上駅まで行きました。
しかし、ラッセル車が来る気配はまったくありません。1時間以上駅で待ちました。
黒石方にある踏切が鳴り、「帰ろうかな…」と思ったそのとき!
あっ!!
待った甲斐がありました。
撮影後は、弘前に戻りました。
弘前からは奥羽本線で青森へ行こう…としたのですが、乗るはずの青森行きが雪の影響で運休になってしまい、40分以上後の列車で行くハメになりました。
さらに、701系は軽いため、新青森駅出発時には大空転を起こし、なかなか進めませんでした。
他にも、一部のドアが雪で凍結して動かなくなり、非常用ドアコックを使ってドアをあけることもありました。
青森駅到着時、列車を降りてみると…
ご覧のとおりです。
駅員さんも「振り過ぎだね~」と言ってました。
この日の行程は終了です。近くのホテルに泊まりました。
つづく…