2023年度卒業旅行を開催しました

研究室にも配属され、大学生を実感しているI.Y.です。
今までお知らせ投稿はしていたけれど活動報告をあげていないことに気づいたので、年度の締めに報告を。

去る3月6日(水)、福井県のえちぜん鉄道様にて貸切列車の運行を行いました。
学部4年生・大学院2年生の卒業旅行の体裁です。
卒業生3名、在学生7名、OB2名の計12名での開催でした。

行程は福井駅〜勝山駅〜福井口駅〜三国港駅〜福井口駅〜徒歩で車庫見学のルートでした。
旅行記のテンションでお付き合いください。

福井駅は北陸新幹線開業を間近に控え、駅前も整備され、地元の期待を感じました。

写真はえちぜん鉄道の駅舎です。外からも車両が見えてなかなか面白いデザインです。

貸切列車が入線。事前に車両指定はしていませんでしたが、京福電気鉄道時代の自社発注車であるMC5001形でした。
午前9時過ぎに福井駅を出発。勝山方面に向かいます。

途中、永平寺口駅を通過します。定期列車は全て停車するので貴重な体験です。


2002年までは永平寺駅に向かう路線が伸びていました。今は廃線跡が遊歩道として整備されているので、次回訪問時に行ってみたいです。

勝山駅では奥の留置線に入って入れ替えを行うため一度下車。

駅舎の様子です。
開業当初からの駅舎で瓦屋根が趣深いです。

10時半過ぎに勝山駅を出発。福井口駅に向かいます。

福井口駅3番線に到着。
入出庫でしか使われないホームなのでここで乗り降りするのも貴重です。

ちなみにMC5001形の貫通扉のフォグランプですが、運転手の方に訊いたところ「付けたところで効果がなく、消し忘れ防止のため使っていない」とのことでした。
停車中にお願いしてつけていただきました。ありがとうございます。

11時半、福井口駅を出発。
昼食はヨーロッパ軒のソースカツ丼を予約して、車内でいただくことに。

ロングシートで堂々とご飯が食べられるのも貸切列車の特権です。

途中で駅メモラッピングの福井鉄道F1000形とすれ違いました。


北陸新幹線開業に伴う福井県内イベントも開催されるみたいです。
部員にも「メモラー」が多くいるので再度北陸を訪問するのも近そうです。

三国港駅に到着。

こちらもレトロな見た目の風情ある駅舎です。

ホームが長く、奥が留置線になっています。定期列車を1本やり過ごすために留置線に入ります。

駅横の眼鏡橋は国鉄三国線時代からのものです。

12時前に三国港駅を出発。三国芦原線で一路福井口駅を目指します。

途中、福井鉄道から直通してくる対向列車を待つ場面もありました。
併用軌道線との直通運転はダイヤ作成も難しいことが想像できます。

当初予定から5分ほどの遅れで福井口駅に到着。車庫見学に移ります。

車庫にはえちぜん鉄道のコーポレートマークが付いています。奥にはMC7009が留置されていました。

建物に入るとMC7007-TC7008、MC7011-TC7012、L形電車「ki-bo」(左から)がいました。

朝の運用についた列車が昼間に検査を受けて夜の運用に入るようです。

反対側からの写真です。

ki-boの裏には先ほどまで乗っていたMC5001がいました。奥にはモーターカーも見えます。

建物の外には静岡鉄道から譲渡されたMC8000形がいました。

中央のドアを埋められ、観光列車「恐竜列車」用に改造された車両です。
次来た時はぜひ乗ってみたいです。

洗車作業やパンタグラフの確認など、実際に作業をしている方々を間近に見ることができました。
滞在時間以上に濃密な車庫見学でした。案内してくださった方に改めて感謝いたします。

最後に車庫内のMC5001の前で記念撮影。

参加したOBの方から、硬券の記念乗車券を作成して参加者全員に配っていただきました。
なんと実際に券を作っているところに依頼して作ってもらったそうで、旅のいい記念になりました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。

解散後にはダイヤ改正で大きく変更される北陸本線を撮りに行った部員もいました。
(私も定番撮影地をいくつかまわってきました)

その辺の写真は今年の機関誌の挿絵で見られるかも…?

旅行記をあまり書いたことがないため長々と書き連ねてしまいましたが、充実した貸し切り旅行でした。
次の旅行はおそらく新歓です、決定次第再度告知します。
その時も活動報告をちゃんと書きましょう(自戒)

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