複数積荷兼用~ホキ1000~

こんにちは。
再び貨車の話題で投稿となるH.Nです。

今回はホキ1000について書かせて頂きます。

ホキ1000は1990年から1991年及び1995年に製作された貨車です。積荷はフライアッシュ及び炭酸カルシウムで荷重35トン、自重18.8トン(ホキ1000-901のみ18.7トン)、所有者は大平洋セメント株式会社です。衣浦臨海鉄道碧南市から三岐鉄道東藤原へは石炭の燃えカスでセメント原料のフライアッシュを、反対方向には石炭発電所の脱硫に使う炭酸カルシウムを運んでいます。写真は試作車のホキ1000-901と量産車のホキ1000-1です。ホッパの長さやブレーキ方式が違います。

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両方とも大府駅で撮影しました。色や形が特徴的な貨車です。
なお、製造ロットごとの違いなど詳しくは当会機関誌「連接車」第24号でまとめております。

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また最新号25号でも「衣浦臨海鉄道」の項目で紹介しております。両号とも通信頒布を行っていますのでよろしければお求めください。当会webサイトから「ご案内」⇒「機関誌「連接車」のご案内」と進んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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