2012年鉄道乗り納め 後半

こんにちは。先日に引き続き、T.S.が記事を書かせていただきます。今日は前回の記事の後編となります。記事が長くなるので、詳しい内容は「続きを読む」からお願いします。


前半の記事では2日目までをレポートしたので、今回は3日目からになります。3日目はほぼスキー以外やっていないのですが、利用したスキー場での鉄道ネタをいくつか紹介したいと思います。

この日利用したのは、湯沢中里スキー場。スキーセンターが越後中里駅と直結した、鉄道利用客にはとても便利なスキー場です。
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駅に直結しているということからも分かると思いますが、このスキー場は上越線の線路からも近いため、スキー場内から列車を眺めることができます。走り去る列車を見ながらスキーをするなど、他のスキー場ではなかなか出来ない体験ですね。なお、スキー場北端に当たる第五ロマンスリフト乗り場周辺は線路に最も接近してとれるスポットとなっており、以下のような写真が撮れます。なお、一番下の写真はこの写真を撮っているときの私です(友人撮影)。
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こんな感じにスキー板を履いたまま撮影することもできます。

また、このスキー場には結構マニアックなものが置いてあります。
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43系客車です。写真の車両はスハフ42 2143。両側に車掌室がついています。
この客車、ただ単にスキー場内に展示してあるわけではありません。何と休憩室として開放され、スキー場利用客が自由に使っていいことになっています(一部団体貸切あり)。車内は次のようになっています。
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なお、スキー場内には同様の客車が16両置いてあり、一部の車両は改造され、下の写真のように足を伸ばしてくつろげるようになっているものもあります。
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なお、一番最初の写真は13号車、次の写真は14号車でオハ47 2020が種車となっていました。
遠くから見てみるとこのようになっています。
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なお、この客車の車内に、「ブルートレイン」の表記があるのですが、座席車なのにブルートレインとはこれいかに。ツッコんではいけないところなのでしょうか…。

さて、スキーを楽しんだ後は、宿代わりであるムーンライトえちごを新潟まで迎えに行きます。青春18きっぷならではの事ですね。普通乗車券ならば5040円余分にかかってしまうわけですから。
途中、越後湯沢で温泉に浸かり、疲れを癒したりしながら北上。霧で乗っている列車が遅れるなんてハプニングもありましたが、無事時間通り新潟に辿り着き、先客に混じって入線して来た485系をパチリ。
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車内はこんな感じでした。
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リニューアルされていて、ながらの183系より大分綺麗です。以前乗った時はあずさ色の183系だったので、あまりのギャップにびっくりしてしまいました。これに510円で乗ってもいいものかと…。
そんな快適な座席に腰を下ろし、車内でムーンライト(クッキー)を食べながらくつろいでいると、新津に着いたあたりで蛍光灯の明かりが暗くなりました。これも183系時代にはなかったことで、おかげで多少ではありますが車内で寝やすくなります。

30日は早朝に新宿に着いた後、同行していた友人と一時分かれ、独り山手線とりんかい線を乗り継いで国際展示場に向かいました。某同人誌即売会に参加するためなのは言うまでもありません、が、この話題はお門違いなので割愛します。

体力を消耗したのち、12時過ぎに国際展示場駅まで来ていた友人と合流して三重への帰路に着きました。当初はりんかい線経由で帰る予定だったのですが、あまりに混んでいたことと、せっかくだからお台場の景色も見ていこうということでゆりかもめを利用することにしました。りんかい線の込み具合とは比べ物にならないくらいすいていて、快適に過ごすことが出来ました。
新橋に着いたのち、いったん東京まで戻ってから東海道線のグリーン車1回に腰を落ち着けて熱海へ。残念ながら最新形の233系ではなく、231系でしたが、快適でした。東京圏ではいつもグリーン券を購入し、JR東日本の養分になっている気がします…。
熱海から浜松は313系2500番台。年末の帰省シーズンとも会ってなかなか座れませんでしたが、それも富士までで、無事座れた後は浜松到着直前まで寝ていました。2時間程度座っていましたが、全くお尻が痛くならなかったあたり、313系の座席はよく出来ているのでしょうね。
浜松で夕食の幕の内弁当をキヲスクで購入し、311系車内で食べながら豊橋へ。豊橋では乗る予定だった特別快速よりも前の新快速が車両点検で停車しており、着いたときにちょうど点検が終わったらしいのでそちらに乗り込みました。おかげで、ダイヤの乱れにより遅れるよりも寧ろ早く名古屋に到着することが出来ました。
名古屋に着いた後は、太閤通り口の河合塾16号館裏にある銭湯に入り、関西線で桑名へ。桑名に着いた後は同行したのとは別の友人宅で高校の忘年会に参加しました。

今回の旅は、なかなか体力を使う日程でしたが、なんとかこなすことが出来ました。いったいいつまでこのようなことができるのでしょうか…。
なお、書き忘れていましたが、この旅、初っ端からハプニングが多い旅でした。加茂駅で荷物を乗る予定の1本前の列車に置いたまま買い物に出かけてしまい、荷物がJR難波まで行ってしまったのです。確認不足と勘違いが原因でした。おかげで王寺駅で、荷物が見つかったとの連絡を受けるまでは非常に気分が悪かったですし、ムーンライトながら乗車前に友人宅でゆっくりするということも出来なくなってしまいました。さらに、焦ってしまっていたためか、友人に電車の時刻を1時間間違えて伝えてしまうというハプニングも。合流予定の京都駅到着10分前に気づき、間に合わないため、京都から米原まで新幹線を使う羽目に…。まさか初めてのN700系にこのような形で乗ることになるとは思いませんでした。

このようなことが起こらないためにも、乗り換え時にはしっかり駅の掲示板を確認すること、そして荷物を置いたままどこかへ行ってしまうことの無いようにしようと思いました(防犯上よろしくないですしね)。皆さんもお気を付けください。

最後の方は文章ばかりになってしまって申し訳ありません。最後まで読んでくださってありがとうございました。
鉄道研究会では、1月12日に豊橋鉄道の電車貸切イベントに一部部員が参加する予定ですので、その記事も乞うご期待ということでよろしくお願いいたします。
では!

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